リゼ・コユン


トルコ原産の護衛犬種、「リゼ・コユン」について紹介します。

■犬種名

英語で”Rize koyun”、トルコ語で”Rize koyun köpeği”と書き、”Bayburt Kelpi””Koyun dog”とも呼ばれます。

■起源

トルコの北東部の黒海の近くのリゼ県とオルドゥ県原産です。

現在ではトルコのいくつかの地域で飼育されていますが、今のところ主要なケネルクラブには登録されておらず、犬種クラブなどの犬種を保護する組織もなさそうです。

■特徴

筋肉質で脚が強い大型犬で、オスの体高は約71.1センチで、メスはオスよりも1~2センチ低いです。同じくトルコ原産のカルス・ドッグに似ていると言われています。

家畜の護衛犬として飼われています。群れを守り、侵入者に対して吠えて怖がらせ、飼い主に知らせるため、番犬としての役割も果たします。

耳は垂れ耳で、尾は豊富な毛に覆われ、警戒しているときに上がる垂れ尾です。

毛色は様々ですが、ウルフグレーやブラックマスクを持つセーブルなどがあります。バイカラーになることもあるようです。

■登録

JKC 非公認

FCI 非公認

■まとめ

トルコ原産の護衛犬種、「リゼ・コユン」について紹介しました。主に地元でのみ飼われており、トルコ原産の他の犬種にも似ている部分があります。これらは見分けることは難しいですが、それぞれ異なる犬種として認識されているようです。