ノースウェスト・ファーム・テリア


アメリカ原産のテリア、「ノースウェスト・ファーム・テリア」について紹介します。

■犬種名

英語で”Northwest farm terrier”と書きます。

■起源

アメリカのワシントン州ポートエンジェルス原産のおそらく1990年に作られた新しい犬種で、グレッグ・ホートンとその妻のディーディー・マッカーティーによって作出されました。ジャック・ラッセル・テリアとウェルシュ・コーギーのミックスと、エアデール・テリアとボーダー・コリーのミックスを交配し、その後はウェルシュ・コーギーを抜き、アイリッシュ・テリアを加えて繁殖されました。

現在では特に北西部の農場で多く飼われており、アパートなどにも適応するためさらに人気が高まっています。また、退役軍人や不安を抱えた人のセラピー犬としての能力が見出されています。

■特徴

体重はオス20.4〜22.7キロ、メス15.9〜18.1キロの中型犬です。

穏やかで忠実で愛情深いため、セラピー犬にも向きます。農場では優れた番犬となり、しつけがしやすく、健康です。見た目よりも性格、扱いやすさ、丈夫さを重視して繁殖されています。

毛色はトライカラー、ブラウン&ホワイト、ブラック&タンなどで、毛質はラフコートやブロークンコートが多く、稀にスムースコートも存在します。

■登録

JKC 非公認

FCI 非公認

■まとめ

アメリカ原産のテリア、「ノースウェスト・ファーム・テリア」について紹介しました。まだ歴史が浅く、原産地以外ではあまり知られていないですが、セラピー犬としても活躍する犬種なのですね。また、見た目はテリアに似ていますが、作出に使用された犬種にはウェルシュ・コーギーやボーダー・コリーも入っているということは驚きですね。